【片刃剣術:基礎之型】
(アルフレイム大陸南東部)- 入門条件
- 10名誉点
別の大陸から渡ってきた、片刃の剣を用いる剣術です。
〈大破局〉からほどなくして、アルフレイム大陸南東に一隻の船が流れ着きました。彼らは自らを「サムライ」であると名乗り、冒険の末にこの大陸にたどり着いたと説明します。
アルフレイム大陸側では〈大破局〉直後であったこともあり、彼らの来訪には大きな混乱がありました。緊張が高まる中で、しかし「サムライ」たちが街を襲った蛮族を退けたことから、彼らを受け入れる方へと話が進んでいきます。
かくして彼らはアルフレイム大陸に受け入れられました。一方で、当時の冒険者たちは彼らが使う独自の剣術に興味を示します。彼らに請われる形で、当時の「サムライ」たちの長であったタダカツ・アサガワは道場を開きます。そうして流派として広まり始めたのが、この片刃剣術です。
流派の名前は本来は「滝心流」という名前ですが、アルフレイム大陸に馴染みのない名前はあまり広がらず、単に「片刃剣術」と呼ばれるようになりました。
この流派は「太刀」と呼ばれる、特殊な形状の片刃の剣と、木製の剣全体を包み込む鞘のセットで用います。特殊な形状であるため多くの鍛冶師では作業してもらえません。そのため、加工は道場お抱えの鍛冶師に頼む場合がほとんどです。
この流派は基礎のみであり、この流派を扱う人のほとんどは派生の流派も納めています。道場もこの流派自体を教えているということは少なく、派生の流派を主としている道場が、その基本になる動きとしてこの流派を扱っているという形です。
派生の流派
流派装備
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
太刀加工 | 16 | 武器や防具の強化 | 3,000/6,000/9,000/18,000 | 流派を扱うに適した形に剣の形を補正する。(全長0.8~1.0m) |
脇差加工 | 武器や防具の強化 | 1,500/3,000/4,500/9,000 | 流派を扱うに適した形に剣の形を補正する。(全長0.4~0.8m) |
秘伝
△《流納》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 《太刀加工》
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- なし
- 概要
- 《太刀加工》 した武器の状態を、「納刀状態」に変更。
- 効果
《太刀加工》した武器の状態を、「納刀状態」に変更します。
状態の変更に当たって用法が変更されることがありますが、それによって装備できなくなったアイテムは落として扱われます。
《峰打》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 《太刀加工》 ・「抜刀状態」
- 使用
- 近接攻撃武器
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 防護点-1
- 概要
- 刀の峰で攻撃し、打撃属性ダメージを与える。
- 効果
「抜刀状態」での武器を使用した命中力判定時に効果を発動できます。
その攻撃を打撃武器によって行われるものと扱います。
リスクとして、刀の刃の方向が自分の側を向くため、攻撃を受けにくくなり、
1ラウンドの間、防護点を-1として扱います
このリスクは、何度でも重複して適用されます。
《鞘撃》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《両手利き》
- 限定条件
- 《太刀加工》 or 《脇差加工》
- 使用
- 戦士技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 鞘を使って追撃
- 効果
近接攻撃の直後、自分がアイテムを装備・保持していない手が存在する場合に効果を発動できる。
(「装備・保持していない手」は武器を装備できる手である必要があります。
〈操りの腕輪〉等では不可能です。)
鞘で攻撃し、近接攻撃の対象に[近接攻撃時に使用した戦士技能]点の確定ダメージを与える。
(この攻撃は必中であり、命中判定は発生しない。)
《双撃》を取得している場合、確定ダメージを近接攻撃の対象に与える代わりに、他の対象を選択することができる。その時の射程は「接触」として扱います。
《二刀一体》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《両手利き》
- 限定条件
- 《太刀加工》 or 《脇差加工》
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- なし
- 概要
- 《両手利き》の必要筋力制限を変更する。
- 効果
《両手利き》での攻撃時、自分の使用する武器が2本とも《太刀加工》か《脇差加工》された武器の場合のみ効果を適用する。
「必要筋力が20以下の武器2つ」という制限を「2つの武器の合計必要筋力が45以下となる武器2つ」に変更する。