このデータは、“死体”に施す特殊な加工（措置）です。
【クリエイト・アンデッド】の素材となる、なんらかの死体（〈白骨化した死体〉などもこれに含みます）について、この加工を施せます。
〈魔力を帯びた骨〉など、死体そのものでない代用品には、施せません。

加工は、操霊術師がみずからおこなう必要があり、1,000ガメルの材料費と６時間を必要とします。
なお、死体にこの加工を施すことは、人族社会では死者の尊厳を冒涜する、きわめて邪悪なおこないと見られます。人族社会における加工の露見は、私刑や逮捕などの直接的な処罰のほか、不名誉点の獲得など、さまざまな不利益をこうむる可能性があります（ＧＭ判断）。
蛮族社会では、人族社会にくらべると若干は穏やかになりますが、それでも一般的にはアンデッドの存在は忌避される傾向にあります。操霊術師の多いコミュニティであるか、操霊術師本人（ないしはその帰属する存在）による威圧がおよぶような状況でないかぎりは、やはり、なんらかの不利益をこうむる可能性は否定されません。

加工を施した死体は、元の名称の頭に「強靭化された」、または、末尾に「・強靭化」を付加して呼称します（例：〈白骨化した死体・強靭化〉〈強靭化された幻獣の死体〉）。

この加工を施された死体を素材としてアンデッドを作製したならば、そのアンデッドは、行動判定に＋１のボーナス修正を得ます。