【デモンズウォール爆装防循術】
(コルガナ地方・オクスシルダ周辺)- 入門条件
- マギテック技能&50名誉点
魔動機術による防護と反撃を一挙に両立することを目指した流派が、この【デモンズウォール爆装防循術】です。
この流派では加工を施した盾にマギスフィアを取り付け、独自に解析・再解釈したコマンドによる秘伝の魔動機術を用いて守りを固める術が伝わっています。
また、片手で持つ程度の大きさの盾であれば、装飾品として身に着けたマギスフィアに盾を取り付けて闘う姿もよく見られます。
敵の攻撃に応じてマギスフィアを破裂させることで、攻撃の威力を殺すと共に、相手に手痛い反撃を与える事が可能です。
また、その特性上必然といっていいほど前線にいる味方にも被害を及ぼす事から、範囲魔法によって被る損傷を抑える魔動機術も伝わっています。
この流派が生まれたのは名前が示す通り、<奈落の壁>程近くに位置する最前線の街オクスシルダです。
特定の開祖はおらず、魔動機文明期の<奈落の守人>達が、日々無数に現れる魔神たちと戦う中で一匹の魔神も通さないためにと試行錯誤を繰り返し、自然と洗練されていったノウハウが流派として伝わっています。
身や盾に纏ったマギスフィアを爆ぜさせながら構わず敵陣へと歩を進める戦士達の姿は、さながら奈落からの侵攻を堰き止める不動の壁のようである、と謳われたのが名前の由来です。
<大破局>により大半の秘伝は失われましたが、流派の骨子である盾にマギスフィアを取り付ける加工や、いくつかの秘伝魔法はオクスシルダの<奈落の守人>達の間に伝わっています。
それらの人物に弟子入りするか、オクスシルダ周辺に発生する時間が捩れた〈奈落の魔域〉内で幸運にも過去の習得者と遭遇する事があれば、伝授して貰える可能性があります。
流派装備
スフィアホルダー加工:
この加工を盾に施す事で、盾の表面に破壊可能なマギスフィアを取り付ける事が可能になります。(魔動機の騎獣などが持つ、マギスフィアの代替機能をこれに取り付ける事は出来ません)
1回の加工につき、[マギスロット]を3個得ます。マギスフィアの大きさに応じて、[マギスロット]の必要数は変化します。[マギスロット]の必要数を越えない範囲で、自由にマギスフィアを組み合わせて取り付ける事が可能です。
盾の用法が2Hの場合、この加工は2回まで重複して施すことが出来ます。
必要マギスロット数
マギスフィア(小):1個
マギスフィア(中):2個
マギスフィア(大):3個
シールドホルダー加工:
この加工をマギスフィアに施すことで、マギスフィアの破壊を前提とした魔動機術に使用できなくなることと引き換えに、「用法:1H」の盾をマギスフィアに取り付ける事ができるようになります。
この加工を施したマギスフィアを装飾品として装備している間、魔動機術の行使判定に-1のペナルティを受けます。(この効果は、複数の<シールドホルダー加工のマギスフィア>を装備している限り重複します)
このマギスフィアに盾を取り付ける、あるいは取り付けた盾を外す事は、いずれも主動作で行います。(装飾品の付け替えに準じます)