【美しきベルナール技巧大剣術】
(アルフレイム大陸南東部)- 入門条件
- 50名誉点&《回避行動Ⅰ》《命中強化Ⅰ》
【技巧大剣のイシドラ流嵐剣術】の開祖であるイシドラの友人、ベルナールは彼女の剣術を見ながら疑問に思いました。果たしてこれは技巧大剣と呼べるのかどうか、と。軽戦士の戦い方とはもっと優雅で、流麗なものではないかと。力任せに大剣を振り回すこれが、本当に“技巧大剣”を名乗れるのだろうかと。
そしてベルナールはイシドラとは別の“技巧大剣”を追い求めました。イシドラが一撃の「重さ」を重視したのと対象的に、ベルナールは大剣術の技としての美しさ、巧さを追求していきました。
彼の剣術はイシドラほどの派手さはなかったものの、基本である軽戦士の戦い方に忠実であり、堅実さを求める戦士たちに好まれました。ベルナールもまた、剣術道場を開いてその剣術を伝えています。「イシドラ流」とは互いに切磋琢磨する関係で、道場も2つの流派が並んで建てられていました。
ベルナールとイシドラとの仲は最期まで良好であり、〈大破局〉の折には2人互いに背を預けながら戦い、命を落としたとされています。
流派装備
秘伝
「限定条件:2H〈ソード〉」は、「用法」に2Hを含むソードを2Hで装備している状態を指します。(1H両として片手で装備している場合は効果を発揮しません。)
《ソード・ルーム》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《斬り返しⅠ》
《回避行動Ⅰ》
- 限定条件
- 2H〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- —
- 概要
- 絶妙な回避で反撃
- 効果
直前の自身の手番で《斬り返しⅠ》または《斬り返しⅡ》を使用し、1回目の判定で対象に命中させている場合にのみ効果を発揮します。
近接攻撃への回避力判定を行い、その達成値が回避に必要な値より+4以上高かった時、装備している2H〈ソード〉による攻撃が攻撃者に命中したものとしてダメージを算出し、適用することができます。ただしこの攻撃は「C値:なし」となります。また、追加ダメージには「フェンサー技能+筋力ボーナス」を用います。
《ピアシング・ソード》
- 必要名誉点
- 40
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅲ》変化型
- 前提
- 《牽制攻撃Ⅲ》
《命中強化Ⅰ》
- 限定条件
- 2H〈ソード〉
- 使用
- フェンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 特殊
- 概要
- 出目+1、絶妙な命中で1回目だけさらに+5
- 効果
近接攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。
基礎特技と同様、威力表使用時の出目を+1します。さらに、命中力判定の達成値が命中に必要な値より+4以上高かった時、前述の効果と累積して一度だけその攻撃の威力表の出目を+5(合計+6)します。これによりクリティカルが発生した場合、クリティカル後の振りたしでは通常の出目+1のみが適用されます。
リスクについては命中力判定の達成値によって決定されます。命中に必要な値より+4以上高ければ、リスクはありません。+0~+3のとき、リスクは「10秒(1ラウンド)の間回避力判定に-1のペナルティ」となり、命中力判定に失敗したときには「10秒(1ラウンド)の間回避力判定に-2のペナルティ」となります。
《ベーシック・テンポ》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- フェンサー技能15レベル、《ソード・ルーム》
《ピアシング・ソード》
- 限定条件
- 2H〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- ―
- 概要
- 《命中強化Ⅱ》《回避行動Ⅱ》の効果量に+1
- 効果
《命中強化Ⅱ》《回避行動Ⅱ》のボーナス修正にそれぞれ+1します(合計+3)。