【魔操剣(仮)】
({未設定})- 入門条件
- 50名誉点
魔術師として大陸各地をめぐったハイマンの〈ハイペリオン〉級冒険者{人名}は、冒険の果てに、強力な第六世代の魔剣を手に入れました。かれは冒険者としての勝利を確信しながらも、同時に、ひとつ大きな問題に直面しました。それは、魔法使いとしての鍛錬した積んでこなかった{人名}にとって、その魔剣は到底あつかえる代物ではなかった、ということです。
格の高い魔剣は遣い手を選ぶ傾向があり、{人名}が得た魔剣もそのひとつでした。{人名}は、知人の戦士に譲ったり、高値で売却してしまったり、という道も考えたものの、手放してしまうのは惜しいとも思いました。さりとて、短命なハイマンにとっては、残された時間で高度な武技を修めることは、現実的ではありません。そこで{人名}は、己の手元にある技術――魔法の力――によって、その魔剣をあつかうことを思いつきました。
ハイマンとしての恵まれた資質と、本人が積み上げてきた魔法の技量が合わさって、はたしてこの試みは上手くいきました。マナを介して武器を操り、敵を攻撃する魔法を編み出したのです。この魔法は、魔剣の強力さもあいまって、凡百の魔物などには後れをとらないだけの実用性を発揮しました。
{人名}はこの成果を喜び、友人や知人にひろく喧伝しました。とくに真語魔法の心得のある者には、(半ば押し付けるように)術式の詳細を開陳したとされます。その甲斐あってか、{人名}本人が寿命をむかえ世を去ってからも、技術は継承されています。
流派装備
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| コントローラブルソード | 8 | 〈ソード〉B | 7,500 +20名誉点 | 【ウェポン・ストライク】での指定時、行使判定+1 |
秘伝魔法
これらは、すべて真語魔法です。
- 1
- 【ウェポン・
ストライク】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP3
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 接触/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 回避力/消滅
- 概要
- 発動体を操って攻撃する
- 効果
この魔法は、近接攻撃に準ずる性質をもちます。近接攻撃の対象にとれないキャラクター(たとえば「[常]攻撃障害=不可」をもつキャラクター)は、この魔法の対象にとれません。
この魔法の行使に際して、保持している“〈魔法の発動体〉としての機能をもつ武器”ひとつを指定します(魔法の発動体として保持してさえいれば、武器として装備している必要はありません)。
指定した武器をマナで操って殴りつけ、対象に物理ダメージを与えます。この魔法行使判定には、指定した武器がもつ、命中力判定へのボーナス/ペナルティ修正は無効です。
対象が回避力判定に失敗したならば、指定した武器のデータにもとづいてダメージが発生します。このとき、追加ダメージは「戦士系技能レベル+筋力ボーナス」の代わりに「魔力」となります。
指定した武器が属性をもっていたり、【ファイア・ウェポン】などによって武器攻撃に属性がもたらされたりする場合には、この魔法のダメージも、その属性をもちます。
この魔法はあくまでも魔法であり、近接攻撃(武器攻撃)に適用するような戦闘特技は適用できません。
また、魔法行使に有効な宣言特技も無効です。
- 3
- ≫【ストライクプログラム/
ロングレンジ】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP5
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 抵抗
- 概要
- 効果
【ウェポン・ストライク】を「射程/形状:1(10m)/射撃」に変更します。
この効果を受けた【ウェポン・ストライク】は、「近接攻撃」の代わりに「遠隔攻撃」に準ずるあつかいとなります(たとえば、「[常]攻撃障害」では、遠隔攻撃として効果を受けます)。
- 5
- ≫【ストライクプログラム/
ペネトレーティブ】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP5
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 抵抗
- 概要
- 効果
この魔法の効果は、【ストライクプログラム/ロングレンジ】の効果中のみ有効となります。
【ウェポン・ストライク】を「形状:貫通」「対象:任意の地点」に変更します。
この効果を受けた【ウェポン・ストライク】には、《魔法制御》を宣言し、適用することができます。
この魔法の効果は、【ストライクプログラム/サーキュラー】の効果と同時に受けることはできません。
- 7
- 【ストライクプログラム/
サーキュラー】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP7
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 抵抗
- 概要
- 効果
【ウェポン・ストライク】を「射程:術者」「対象:1エリア(半径3m)/5」に変更します。ただし、【ストライクプログラム/ロングレンジ】の効果中であるならば、「射程」についてはそちらの効果が優先されます。
この魔法の効果は、【ストライクプログラム/ペネトレーティブ】の効果と同時に受けることはできません。