“死の女神”ラディア
(第一の剣/小神:なし)聖印と神像
ラディアの聖印は、曲がりくねった道を模したものです。神像は若い女性の姿のものがよく見受けられました。
月神シーンとともに祀られていることが多かったようです。
神格と教義
ラディアは月神シーンが人だった頃の幼馴染であった女性が神格を得て神になったものだとされています。人であった時代のラディアは葬儀人を務めるエルフで、多くの人の死を見送ってきました。そこから「送る神」として「死の女神」の神格を得たという逸話が残っています。
ラディアの教義は、一言で言えば「自分が命を捧げられるくらい大事な使命を見つけ、そのために懸命に生き、死ぬ」というものです。死によって完成される生の価値を重んじるという考え方です。
一方で、「死の女神」という名前や「死によって完成される」というフレーズだけがひとり歩きし、「積極的に死を与える」ことが教義であると誤解を受けることもありました。一時期バルバロスの間でそうした解釈が流行した結果、ラディアはその信仰により「死をもたらす」という呪いを身に着けてしまいます。その呪いは根深く、
格言
「死の価値とはすなわち、何が為にその命を費やすか。生の価値とはすなわち、終わることで定まるもの。ゆえに死の価値は生の中に、生の価値は死の中に」
「己を捧ぐべき運命を見つけよ。その生はその道の果てにある死によってのみ完成される」
特殊神聖魔法
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