“死の女神”ラディア
(第一の剣/小神:なし(かつてはアルフレイム全土))聖印と神像
ラディアの聖印は、曲がりくねった道を模したものです。神像は若い女性の姿のものがよく見受けられました。
月神シーンとともに祀られていることが多かったようです。
神格と教義
ラディアは月神シーンが人だった頃の幼馴染であった女性が神格を得て神になったものだとされています。人であった時代のラディアは葬儀人を務めるエルフで、多くの人の死を見送ってきました。そこから「送る神」として「死の女神」の神格を得たという逸話が残っています。
ラディアの教義は、一言で言えば「自分が命を捧げられるくらい大事な使命を見つけ、そのために懸命に生き、死ぬ」というものです。死によって完成される生の価値を重んじるという考え方です。
一方で、「死の女神」という名前や「死によって完成される」というフレーズだけがひとり歩きし、「積極的に死を与える」ことが教義であると誤解を受けることもありました。ある時、それに目をつけた第二剣の神(死の神ザールキアスであるとする説が通説です)により、ラディアは呪いを受けます。それは、ラディアが「死をもたらす神」であるとする、いう呪いでした。
この呪いにより、ラディアは生を尊ぶ一方で、死をもたらす権能を身に着けてしまいます。この影響でラディアの信者は敬虔であればあるほど短命になってしまい、結果としてラディアの信仰は途絶えました。
信仰を失ったラディアは力を失い、長い眠りについているとされています。
格言
「死の価値とはすなわち、何が為にその命を費やすか。生の価値とはすなわち、終わることで定まるもの。ゆえに死の価値は生の中に、生の価値は死の中に」
「己を捧ぐべき運命を見つけよ。その生はその道の果てにある死によってのみ完成される」
特殊神聖魔法
- 2
- 【ディナイ】
- 消費
- MP2
- 対象
- 1体X
- 射程/
形状 - 2(30m)/
起点指定
- 時間
- 1日
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 対象の生死判定に+4のボーナス修正
- 効果
効果時間の間、対象が行う生死判定に+4のボーナス修正を与えます。
- 4
- ≫△【リーチ・
アウト】
- 消費
- MP5
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- HPを5点消費することで達成値を+1することを選べるようになる
- 効果
効果時間の間、「判定の直後にHPを5点消費することでその判定の達成値を+1」することを選べるようになります。
- 7
- ≫【コンバージョン・
マナポイント】
- 消費
- HP10+任意
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 任意
- 概要
- HPをMPに転換する
- 効果
術者はHPを「10+任意の値(X)」点だけ消費し、そのX点だけMPを回復します。
- 10
- 【リジェクト】
- 消費
- MP15
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 1日に1回だけ、生死判定に自動成功できます。
- 効果
効果時間中、「生死判定の前に宣言することで、その生死判定を自動成功として扱う」ことが選べます。
これを宣言できるのは1日に1回までです。
- 13
- 【フォース・
デス】
- 消費
- 最大HP5
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 接触/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 消滅
- 属性
- 呪い
- 概要
- 対象を死に至らしめる
- 効果
対象が術者より5レベル以上レベル(魔物レベル、冒険者レベル)が低く、この魔法の抵抗に失敗した場合、対象を死亡させます。
この魔法を使用すると、術者の最大HPは「時間:永続」で5点減少します。この効果は呪い属性として扱い、何度でも累積します。また、術者自身が死亡するまでいかなる方法でも解除することができず、術者自身が死亡した時点で自動的に解除されます。