ゆとシートⅡ for SW2.5

【バロン式王宮魔法格闘術】 【2025-03-24 18:01】 - ゆとシートⅡ for SW2.5

【バロン式王宮魔法格闘術】

(リース王国)
入門条件
100名誉点(リース王国の王族・貴族と知り合い)、300名誉点(一般)

 リース王国の貴族や王族の間で伝わる魔法と格闘を織り交ぜた戦闘術です。
 大元となるのは、リース王国を築いた初代国王とともに戦ったコラン・ロウ・バロンという戦士が使う格闘術だったとされています。それが王国の近衛兵や貴族のなかで戦闘に長けた者たちに広がり、体系化されていきました。
 この戦闘術は王国秘伝とされており、基本的には貴族の子息や王宮付きの兵士など、王国内でも一定以上の地位を持っているものにしか習得する機会が与えられません。
 しかしながら、そうした王族や貴族に信頼されれば、この戦闘術を伝授されることもあるかもしれません。

 技術体系としては、素手による特殊な魔法操作とグラップラー技能による格闘術を融合させたものになっています。独特の繊細な魔力操作を必要とするために、手に武器を保たないことも特徴の一つです。

流派装備

 秘伝魔法【錬魔掌】により、この流派の装備である〈魔纏掌〉を得ます。性能は使用者の《武器習熟/格闘》のランク及び《武器の達人》の習得状況に応じて決定されます。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
〈魔纏掌〉 15 〈格闘〉 取引不能 【バロン式王宮魔法格闘術】秘伝魔法【錬魔掌】によって入手可能な武器

秘伝

 この流派では、[魔闘刻印]という状態が発生します。[魔闘刻印]はそれ自体ではなんの効果も持ちません。
 [魔闘刻印]は付与したキャラクターごとに管理されます。各データから[魔闘刻印]を参照するとき、他のキャラクターが付与した[魔闘刻印]はなんら意味を持ちません。[魔闘刻印]について言及がある場合、それは暗黙的に「自身が付与した[魔闘刻印]」を意味します。

《魔闘集中Ⅰ》/《魔闘集中Ⅱ》

必要名誉点
20
タイプ
《インファイトⅠ》変化型/《インファイトⅡ》変化型
前提
《魔法収束》《魔闘集中Ⅰ》
限定条件
〈魔纏掌〉
使用
グラップラー技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
回避力判定-2
概要
インファイトに加え、すべての魔法に《魔法行使》の効果を得る、[魔闘刻印]を付与する
効果

 この特技は基礎特技の持つ効果を全て持っています。
 そのうえで、10秒(1ラウンド)の間、自身が使用するすべての魔法に《魔法収束》の効果を得ます。ただし次の自身の手番の開始時まで、使用するすべての魔法は、指定したキャラクターと術者自身以外を対象に取ることはできなくなります。
 また、10秒(1ラウンド)の間、指定したキャラクターに[魔闘刻印]を付与します。

《魔撃一閃》

必要名誉点
100
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
〈魔纏掌〉
使用
魔法使い系技能
適用
1回の魔法行使
リスク
なし
概要
ダメージ魔法のダメージに+[グラップラー技能]
効果

 魔法を行使する際に宣言し、その行使1回に有効です。この秘伝が効果を発揮するためには、以下の条件がすべて満たされている必要があります。

・行使する魔法が「対象:1体」である
・行使する魔法が「射程:接触」である
・行使する魔法の対象となるキャラクター(またはその対象の部位をもつキャラクター)に[魔闘刻印]が付与されている
・行使する魔法が対象にダメージのみを与える魔法である

 このとき、その魔法が対象に与えるダメージを+[グラップラー技能]点します。
 

秘伝魔法

これらの魔法は、すべて深智魔法として扱います。ソーサラー技能とコンジャラー技能をしかるべきレベルで習得したキャラクターは、名誉点を習得すれば支払うことで、これらの魔法を習得できます。

2
【錬魔掌】
必要名誉点
20
消費
MP1
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
10秒(1ラウンド)
抵抗
任意
概要
グラップラー専用の近接武器を作製する
効果

 術者は効果時間中、流派装備である〈魔纏掌〉を得ます。

13
【瞬転身】
必要名誉点
50
消費
MP10
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
一瞬
抵抗
任意
概要
[魔闘刻印]を付与した対象の場所まで瞬間移動
効果

 対象を100m以内の[魔闘刻印]を付与されているキャラクターの場所に瞬間移動させます。壁や遮蔽は無視でき、[魔闘刻印]が付与されているキャラクターが視認できている必要はありません。
 ただし、移動した先に対象が存在できるだけの空間がなければこの魔法は効果を発揮しません。
 この魔法は10秒(1ラウンド)に1回しか行使できません。

製作者:Jorge