概要

N市支部の支部長を務めるオーヴァード、支部長となってからまだ1年弱しか務めておらず普段の仕事はできているがとっさの判断力にかけておりまだ隙も多い。美丘、今日も頑張ります

感情的なお人好し、責任感が強く率先して前に出るタイプの支部長。
戦闘では蹴り技と燃え上がる魔眼の爆弾を用いる白兵戦を得意とする。

経歴

平々凡々なごく普通の家庭に生まれ、高校生の頃レネゲイド事件に巻き込まれオーヴァードに覚醒、それ以来N市支部所属のイリーガルとしてUGNに関わってきた。18歳の頃、N市支部が壊滅させたFHセルのエージェントの報復にあい、それに巻き込まれた妹が死亡。本来進学するつもりだった進路を取り下げUGNエージェントとなり、現在支部長に昇進して支部の指揮を執っている。

｜石神 祭祢《シャクジ サイネ》

美丘の双子の妹、享年18歳、非オーヴァード。
姉妹仲は良好で特に祭祢は美丘にべったりで美丘も祭祢の世話を焼くのが好きだった。美丘の面倒見のよさはその影響が表れている。美丘とFHエージェントの戦闘に巻き込まれ、美丘の盾になり死亡。

FHエージェントの報復

N市に潜入したFHセルとの戦闘、それ自体は大きな被害も無く成功した。だがその後、逃亡したFHエージェントがUGNへの復讐を狙い、その標的にされたのが美丘だった。不意打ちを受け、重傷を負うも祭祢が盾となりかろうじて逃亡に成功。その後支部と合流しエージェントの対処に成功。だが攻撃を受けた祭祢はその場で死亡。ソラリスの攻撃を受けたため身体は腐食し、美丘が触れた瞬間崩れるように溶けてしまったため遺体も残っていない。

パーソナリティ

倫理観は人並み、特別ズレてるわけではなく多少人より正義感が強い程度。鈴華（PC1)の不法行為も目の前でされない限りはあまり口を出すつもりはない。

支部員とは積極的にコミュニケーションをとるほうで、年が近いこともあり未成年のイリーガルやチルドレンからは慕われているがベテランのエージェントからは肩入れのしすぎだと指摘されている。

報復事件により敵に対しては攻撃的な性質を持つが、一方で味方への庇護の気持ちが強く、率先して前に出ようとする気質がある。また、腐食した祭祢に触れたことがトラウマになっており、人に素手で触れようとしないため現在の蹴りのみの戦い方になった。手袋越しでも若干苦手。

レネゲイドの衝動は破壊。特に骨を砕く感触を好み、戦闘時極限状態になると無意識に首や背骨などを選んで攻撃する傾向がある。

能力,戦闘スタイル

足技による近接戦闘を得意とする。空手が根幹にあるが相手を遠ざける戦い方として中国拳法を基盤にしており、また蹴りを主体にしてからは破壊力のあるムエタイの技も修めている。相手を蹴り飛ばし魔眼を定着、火花を飛ばし魔眼を発火させて敵を燃やし尽くす戦法を取る。

｜錦を灯せ《ブレス・イグナイト》

対抗種によってレネゲイドを燃やし尽くす炎の魔眼、美丘本人にも細かい制御が出来ないため範囲が広くうかつに使えば自分や味方も巻き込みかねない代物。自身が触れることで魔眼が定着する条件があるため、相手を吹き飛ばした時のみ使用している

その他

・モチーフは「林檎」と「花火」

前任支部長　｜麻蔵 貴之《マグラ タカユキ》

1年前までN市の支部長を務めていたエージェント。男性、33歳、ブラックドッグ/ノイマンのクロスブリード
石神と正反対の論理的な性格のリアリスト。着任以来ほとんど味方に被害を出さなかった堅牢な指揮を特に評価されていた。部下であるエージェント、イリーガルにはプライベートに干渉することはなかったが仕事で支障をきたさない程度のコミュニケーションはとっていた。また実力や精神面には気を使っており、その評価以上のことは決してさせていなかった。

改革派の派閥に属する生粋のタカ派、FHへの攻勢を支持しており改革派の力を強めるため本部エージェントを志願。後任に石神美丘を指名し同じ改革派のエージェントの推薦を受け本部へ異動した。

石神に戦い方の基礎を教えた人物であり、本人も格闘を得意とする。空手を基盤とした軍隊格闘のスタイルで強化された反射神経と機械化された義肢による神速のカウンターが主体。

石神に支部長を任せた理由は石神の精神面、将来性を考慮したもの、そして石神以外に指揮ができる人材がいるためもし石神が死んだとしても即座に指揮系統の切り替えが可能であり、最小限の被害に済ませる意図がある。

N市支部カバー,喫茶シューメイカー

支部のカバーとなっている雑居ビルの2階にある狭く入り組んだ階段の先にある喫茶店。ライブカフェという体をとっていて中は広いが一度もライブがされたことがなく、N市の都市伝説の一つとなっている。昔麻蔵支部長が一度だけフォークロックを歌ったが曲が誰にもわからず不評だった。

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