ゆとシートⅡ for SW2.5 Wonder Arts Record

【沈黙の聖女ノルンのランタン】 【2025-09-01 20:48】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 Wonder Arts Record

【沈黙の聖女ノルンのランタン】

(コルガナ地方)
入門条件
《ディフェンススタンス》習得&50名誉点

ハルーラのを信仰するノルン・レンホルムは冒険者であり、優れた神官でもありました。彼女は他者を「導く」というハルーラの教えに真剣であり、その実現のために軍を「導く」軍師としての教養が役に立つのではないかと考え、さまざまな書籍を読み漁り、知識を身に着けました。

しかしそれを実践するに当たり、大きな障害があったのです。ノルンは激しい人見知りであり、冒険者パーティーの仲間に対しても声をかけるのに何度も深呼吸してから出ないと難しいほどだったのです。これは、戦闘中にとっさの指示を出すという行為に対して、大きな障害となりました。

この問題に対して、ノルンのパーティーメンバーの一人が、古代魔法文明時代に開発されたという、1つの魔道具を見つけてくることで解決しました。それが〈導きのランタン〉と呼ばれるランタンです。これは周囲の仲間とのコミュニケーションを容易にする魔道具で、簡単な感情を伝えたり、相手の状態を把握したりすることを可能にするものでした。

ノルンはすぐにこの魔道具の使い方を覚え、ランタンを通じて遥かに詳細な意思を伝える方法を習得しました。同時に仲間の状態を詳細に把握することで、彼女の使う神聖魔法の精度も飛躍的に向上しました。

ノルンは最終的には冒険者を引退し、神官として神殿に勤め、「聖女」と呼ばれるに至っています。

ハルーラ神殿は聖女の若かりし頃のエピソードとしてこのランタンの逸話を伝えています。ノルン自身も後進の冒険者にこの技術を伝えることに積極的で、同様の技術を習得した神官や冒険者が何名も存在します。コルガナ地方のハルーラ神殿を訪れれば教わることができるかもしれません。

とはいえ、聖女ノルン本人からそれを教わるつもりであれば、彼女の人見知りと気長に付き合っていく覚悟が必要になるでしょう。

流派装備

〈導きのランタン〉とその燃料である〈星銀油〉がつたわっています。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
〈導きのランタン〉 18 冒険者技能用アイテム 2,000G
+20名誉点
流派秘伝を使用可能になる
〈星銀油〉 18 冒険道具類(消耗品) 250 〈導きのランタン〉の燃料

秘伝

「灯火の鼓咆」と書かれている場合、通常の鼓咆から使用条件や適用範囲が大きく変化していることを指します。

〈導きのランタン〉が必要

〈導きのランタン〉で周囲を照らしている間、使用可能になります。〈導きのランタン〉が装備から外れた場合、あるいは周囲を照らすことをやめた場合、鼓咆の効果は失われ、同時に陣気も0になります。

指揮範囲

指揮範囲は、軍師が装備している〈導きのランタン〉が照らす範囲になります。本来の指揮範囲を超えていても構いません。

発声不要

「灯火の鼓咆」は発声を必要としません。同時に、影響を与えるキャラクターが軍師の声を聞こえる必要はなく、言語が通じている必要もありません。

ランク不継続

通常の鼓咆と「灯火の鼓咆」では、仮にどちらかを直前のラウンドに使用していても、もう片方でそのランクを参照することはできません。

鼓咆との併用不可

「灯火の鼓咆」と通常の鼓咆を同じラウンドに同じ軍師が使用することはできません。

かさねる灯火》

必要名誉点
50
タイプ
独自宣言型
前提
《ディフェンススタンス》《鼓咆陣率追加Ⅱ》
限定条件
〈導きのランタン〉
使用
ウォーリーダー技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
なし
概要
前のラウンドより2ランク高い鼓咆を使える
効果

直前のラウンドに使用した鼓咆に対して、同系統であれば+2ランク、別系統であれば+0ランクまでの鼓咆を使用することができるようになります。直前のラウンドに鼓咆を使用していない場合は2ランクもものから使用を始めることができます。

ただし、その鼓砲は「灯火の鼓咆」となります。

《織りなす灯火》

必要名誉点
50
タイプ
独自宣言型
前提
《ディフェンススタンス》《鼓咆陣率追加Ⅲ》
限定条件
〈導きのランタン〉
使用
ウォーリーダー技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
なし
概要
同時に2つの鼓咆の効果を適用する
効果

鼓咆を1ラウンドに2回まで使用できるようになります。同時に、それらの鼓咆は同じキャラクターに対して累積して効果を発揮します。ただし、2つの鼓咆はそれぞれ別系統の鼓咆でなければなりません。

それらのランクについては、前のラウンドに同系統の鼓咆を1つでも使用していれば+1、していなければ-1になります。鼓舞系を使用する場合は前のラウンドと同じランクのものまで使用可能です。

次のラウンドに使用できる鼓咆は、その2つのうちいずれかと同じ系統であれば+1、どちらとも異なる場合は-1までとなります。鼓舞系を使用していた場合はそこに定められているランクか、鼓舞系でない方の鼓砲の系統+1までとなります。

ただし、その鼓砲は「灯火の鼓咆」となります。

《癒やしの灯火》

必要名誉点
50
タイプ
常時型
前提
《ディフェンススタンス》《魔法拡大の達人》
限定条件
〈導きのランタン〉
使用
適用
リスク
概要
ランタンが照らす範囲内の対象に【キュア・ウーンズ】を補助動作で行使可能になる
効果

ランタンを通じて対象の状態を常に把握することで、必要な相手に素早く癒やしの奇跡を与えます。

【キュア・ウーンズ】を補助動作で行使可能になります。ただし、対象にできるのは自身が装備している〈導きのランタン〉が照らす範囲内にいるキャラクターだけであり、同じ対象に対しては10秒(1ラウンド)に1回までしかこの効果による【キュア・ウーンズ】を行使することはできません。

製作者:Jorge