【沈黙の聖女ノルンのランタン】
(コルガナ地方)- 入門条件
- 《ディフェンススタンス》習得&50名誉点
ハルーラのを信仰するノルン・レンホルムは冒険者であり、優れた神官でもありました。彼女は他者を「導く」というハルーラの教えに真剣であり、その実現のために軍を「導く」軍師としての教養が役に立つのではないかと考え、さまざまな書籍を読み漁り、知識を身に着けました。
しかしそれを実践するに当たり、大きな障害があったのです。ノルンは激しい人見知りであり、冒険者パーティーの仲間に対しても声をかけるのに何度も深呼吸してから出ないと難しいほどだったのです。これは、戦闘中にとっさの指示を出すという行為に対して、大きな障害となりました。
この問題に対して、ノルンのパーティーメンバーの一人が、古代魔法文明時代に開発されたという、1つの魔道具を見つけてくることで解決しました。それが〈導きのランタン〉と呼ばれるランタンです。これは周囲の仲間とのコミュニケーションを容易にする魔道具で、簡単な感情を伝えたり、相手の状態を把握したりすることを可能にするものでした。
ノルンはすぐにこの魔道具の使い方を覚え、ランタンを通じて遥かに詳細な意思を伝える方法を習得しました。同時に仲間の状態を詳細に把握することで、彼女の使う神聖魔法の精度も飛躍的に向上しました。
ノルンは最終的には冒険者を引退し、神官として神殿に勤め、「聖女」と呼ばれるに至っています。
ハルーラ神殿は聖女の若かりし頃のエピソードとしてこのランタンの逸話を伝えています。ノルン自身も後進の冒険者にこの技術を伝えることに積極的で、同様の技術を習得した神官や冒険者が何名も存在します。コルガナ地方のハルーラ神殿を訪れれば教わることができるかもしれません。
とはいえ、聖女ノルン本人からそれを教わるつもりであれば、彼女の人見知りと気長に付き合っていく覚悟が必要になるでしょう。
流派装備
〈導きのランタン〉とその燃料である〈星銀油〉がつたわっています。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
〈導きのランタン〉 | 18 | 冒険者技能用アイテム | 2,000G +20名誉点 | 流派秘伝を使用可能になる |
〈星銀油〉 | 18 | 冒険道具類(消耗品) | 250 | 〈導きのランタン〉の燃料 |
秘伝
《襲ねる灯火》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 効果
《癒やしの灯火》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《ディフェンススタンス》
《魔法拡大の達人》
- 限定条件
- 〈導きのランタン〉
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- ―
- 概要
- ランタンが照らす範囲内の対象に【キュア・ウーンズ】を補助動作で行使可能になる
- 効果
ランタンを通じて対象の状態を常に把握することで、必要な相手に素早く癒やしの奇跡を与えます。
【キュア・ウーンズ】を補助動作で行使可能になります。ただし、対象にできるのは自身が装備している〈導きのランタン〉が照らす範囲内にいるキャラクターだけであり、同じ対象に対しては10秒(1ラウンド)に1回までしかこの効果による【キュア・ウーンズ】を行使することはできません。