ゆとシートⅡ for SW2.5 Wonder Arts Record

【ルナ・ウルナの念縛鎖】 【2025-09-04 20:40】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 Wonder Arts Record

【ルナ・ウルナの念縛鎖】

(コルガナ地方)
入門条件
10名誉点

グラスランナーのルナ・ウルナは、冒険者である両親が家を開けている間、両親から習った念糸で幼い頃から遊んでいました。念糸自体は危険な技術ではないため、両親も護身用に教えていました。

幼いルナに両親が教えていたのは、念糸で相手を縛って時間を稼いでいる間に逃げる方法でした。しかしルナはこの念糸というものを気に入り、必要以上に練習を重ねました。その中で、どうしても幼いルナが使う念糸では相手によっては簡単に引きちぎられてしまうという問題に直面しました。

念糸を太くするという方法も試しましたが、そうすると今度は念糸の柔軟性が失われてしまいました。そんなときにルナが目をつけたのは、鎖でした。鎖であれば、太さの割に柔軟性が確保でき、強度も十分だと考えたのです。念糸の形状を変え、鎖の形にするというアプローチは成功し、ルナの使う念縛術は大人の冒険者もかくやという強度を誇るようになりました。彼女はこれを念鎖と名付けます。

ルナが成長し、念糸一本一本の強度があがると、念鎖の強度もそれに比例して上がります。もともと強力だった念鎖はあまりに強くなり、冒険者となったルナの代名詞になるほどの技術となりました。

彼女自身はこの技術――念縛鎖を護身用の技術と位置付けており、女性や子どもを中心に広く広まってほしいと思い、乞われれば喜んでその技術を教えたようです。実際には念糸を鎖状に編むというのはそれなりに高度な技術であり、護身用に簡単に身に着けられるものではありませんでしたが、冒険者たちは好評でした。ルナ・ウルナ自身は既に故人ですが、彼女から技術を教わった冒険者たちが、コルガナ地方を中心に活動しており、彼女の遺志を継いで求めるものには手ほどきをしてくれます。

流派装備

秘伝

《念縛術変化/**》は【念縛術】の効果を変更するものです。変更後の【念縛術】同士、また変更前の【念縛術】とは効果は累積しません。

《念縛術変化/鎖華》

必要名誉点
30
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
ダークハンター技能
適用
リスク
概要
念縛術を主動作で行い、その効果を強化する
効果

鎖を用いた【念縛術】により、その効果を底上げします。

この秘伝を取得している時、【念縛術】を使用する際にその効果を変更することを選べます。他の《念縛術変化》を取得している場合、使用する際にどの効果を適用するか(あるいは適用しないか)を選べます。

【念縛術】を主動作で使用することを選べるようになります。この時、「消費:2d(6)」となり、【念縛術】の効果量を+1します。この効果は【縛術強化】と累積します。

《念縛術変化/鎖絡》

必要名誉点
40
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
ダークハンター技能
適用
リスク
概要
念縛術を主動作で行い、相手の移動を制限する
効果

鎖を用いた【念縛術】により、相手をその場から動けなくします。

この秘伝を取得している時、【念縛術】を使用する際にその効果を変更することを選べます。他の《念縛術変化》を取得している場合、使用する際にどの効果を適用するか(あるいは適用しないか)を選べます。

【念縛術】を主動作で使用することを選べるようになります。この時、「消費:2d(6)」「対象:1体X」となります。対象の部位数が多い場合、魔法の場合の1体Xと同様に消費もそれに合わせて倍加されます。これについては、2dを振った後に、その出目に対して部位数の数で倍加します。また、もともとの【念縛術】の効果は失われます。
その上で、【念縛術Ⅰ】は相手の移動力を-5する効果になります。(基本戦闘では意味を持ちません。)
【念縛術Ⅱ】ではそれに加えて相手の全力移動を禁じます。
【念縛術Ⅲ】ではそれに加えて、対象が《影走り》を取得している場合、その効果を無効化します。

この効果では【縛術強化】はとくに意味を持ちません。

《念縛術変化/鎖魔》

必要名誉点
40
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
ダークハンター技能
適用
リスク
概要
念縛術を主動作で行い、相手の消費MPを増加させる
効果

鎖を用いた【念縛術】により、相手がマナを消費するときに負荷をかけます。

この秘伝を取得している時、【念縛術】を使用する際にその効果を変更することを選べます。他の《念縛術変化》を取得している場合、使用する際にどの効果を適用するか(あるいは適用しないか)を選べます。

【念縛術】を主動作で使用することを選べるようになります。この時、「消費:2d(6)」となり、もともとの【念縛術】の効果は失われます。対象はMPを消費する時、その消費量が増加するようになります。
その効果量は【念縛術Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ】について+1/+4/+6です。

【縛術強化】を使用した場合、その効果量は更に+1されます。

《念縛術変化/永鎖》

必要名誉点
100
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
ダークハンター技能
適用
リスク
概要
念縛術により対象を「時間:永続」で拘束する
効果

鎖を用いた【念縛術】により、相手を永遠に拘束します。

この秘伝を取得している時、【念縛術Ⅲ】を使用する際にその効果を変更することを選べます。他の《念縛術変化》を取得している場合、使用する際にどの効果を適用するか(あるいは適用しないか)を選べます。

【念縛術Ⅲ】を主動作で使用することを選べるようになります。この時、もともとの【念縛術】の効果は失われます。また、「時間:永続」「抵抗:消滅」「消費:2d」「対象:1体X」となります。対象の部位数が多い場合、魔法の場合の1体Xと同様に消費もそれに合わせて倍加されます。これについては、2dを振った後に、その出目に対して部位数の数で倍加します。また、もともとの【念縛術】の効果は失われます。
対象のすべての部位のHPの現在値が20点以下でなければ効果を現しません。対象を鎖で縛り、半永久的にその動きを拘束します。拘束された対象は一切の行動を行うことができません。これを解除するためには、操気を解除できる方法で使用時の達成値を上回る必要があります。また、この操気の使用者が死亡した場合にも解除されます。

この効果で変化させた【念縛術】に対しては、新たに【念縛術】を使用しても効果を上書きすることができません。

製作者:Jorge