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「……痛みを伴わずに得たものって、大切だと思えなくて」
ノーペイン・ノーライフ
“痛覚依存症”
小野崎ぬゐ
最終更新:2019/10/29
プレイヤー:Jorge
キャラクタ画像
年齢 性別 星座
19歳 魚座
身長 体重 血液型
166cm 47kg A型
ワークス
高校生
カヴァー
高校生
ブリード シンドローム オプショナル
トライブリード ソラリス オルクス モルフェウス
経験点
160
消費経験点
160
HP最大値 常備化ポイント 財産ポイント
24 +10=32 22
行動値 戦闘移動 全力移動
4 9 18
ライフパス
出自
天涯孤独 両親はレネゲイド事故に巻き込まれてぬゐが小学生の時に死亡した。
経験
留年 あまり学校に馴染めず、出席日数が不足した
邂逅・欲望
ビジネス 自分の嗜好と需要が一致した
覚醒 侵蝕値
感染 14 小学生の時に巻き込まれたレネゲイド事故で発症
衝動 侵蝕値
嫌悪 15
その他の修正
0
基本侵蝕値
29
能力値
肉体 1 感覚 1 精神 2 社会 8
白兵 Lv 射撃 Lv RC 2Lv 交渉 4Lv
回避 1Lv 知覚 1Lv 意志 Lv 調達 3Lv
運転: Lv 芸術: Lv 知識: Lv 情報:噂話 2Lv
ロイス
関係 名前 感情:Posi 感情:Nega タイタス
Dロイス 対抗種
固定GR オーナー 有為 不信感 ぬゐを雇っている非合法な風俗店のオーナー。レネゲイドに理解がある。
固定WH ゆゑ 庇護 不安 マンションで飼っている猫。捨てられていたのを拾った
シナリオ/S 謎の少女 庇護 不安
PC間 一花 有為 不安
フリー 高鳩有彩 信頼 食傷
フリー 須藤彩華 庇護 脅威
エフェクト
No. 名称 Lv タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
1 絶対の恐怖 4 メジャーアクション 〈交渉〉 対決 視界 3
攻撃力+Lv、射撃攻撃を行う、装甲無視
2 神の御言葉 4 メジャーアクション 〈交渉〉 対決 4 リミット
《絶対の恐怖》と組み合わせて使用する、攻撃力+[Lv*5]、3/シナリオ
3 C:ソラリス 3 メジャーアクション シンドローム 2
C値-Lv(min7)
4 砂塵の帳 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 7 嫌悪、120%
対象が攻撃の命中判定を行う直前にしようする、その判定は失敗となる。1/シナリオ
コンボデータ
痛覚共有 組み合わせ
1+3
タイミング 技能 難易度 対象 射程 条件 ダイス クリティカル 攻撃力 侵蝕値
メジャーアクション 〈交渉〉 対決 視界 100%未満 8 7 4+3D 6
100%以上 8 7 5+3D
装甲無視、HP3点ロス、対抗種適用済み
痛覚共有:世界接点 組み合わせ
1+2+3
タイミング 技能 難易度 対象 射程 条件 ダイス クリティカル 攻撃力 侵蝕値
メジャーアクション 〈交渉〉 対決 視界 100%未満 8 7 24+3D 10
100%以上 8 7 30+3D
装甲無視、HP3点ロス、対抗種適用済み、3/シナリオ
アイテム
武器 常備化 経験点 種別 技能 命中 攻撃力 ガード値 射程 解説
防具 常備化 経験点 種別 ドッジ 行動 装甲値 解説
一般アイテム 常備化 経験点 種別 技能 解説
ギャランティプラス 5 エンブレム/その他 有能なUGNイリーガルの証
財産ポイント+10
Rエンハンサー 10 エンブレム/その他 エフェクトを組み合わせた攻撃のダメージを+1Dする、その攻撃の侵蝕率の合計を+1する
情報掲示板 3 コネ 〈情報:噂話〉 判定の直後にオートアクションで使用、判定を振り直す。1/シーン
応急手当キット 3 その他/使い捨て メジャーアクションで使用、HPを2d10点回復。
手配師 1 コネ 〈調達〉 判定+3d、1/シナリオ
携帯電話*2 0 その他 スマホ。指先の感覚がないため、大きめのタップエフェクトを常に表示させている。
仕事用とプライベート用で2つ携帯している。
制服 0 その他 制服。たいてい上になにか羽織るか着崩している
要人への貸し 1 コネ 〈情報:〉 判定+3d、1/シナリオ
思い出の一品 2 その他 〈意志〉 達成値+1
常備化合計 10
設定・その他メモ
 重要:ゐはwyiと入力すると出ます

概要
 両親とともにレネゲイド事故に巻き込まれ、自身だけ覚醒し生き残った。現在は高校に通いながら夜は風俗店で働いている。高校はあまり馴染めずに時々しか通っておらず、そのために留年している。
 生まれつき触覚に異常があり、痛み以外の皮膚感覚がほとんど存在しない(後述)。そのため、自己の肉体の実感に痛みを必要とする。
 また、既に自分が支払った労力・努力を同じく”痛み”と称し、それを重視した判断を行う。
 能力は、痛覚の共有。ソラリスシンドロームの特殊な薬品によって相手に自身の感覚刺激を同期し、その状態で自傷行為を行い、相手に自身と同等の痛みを与る。それにより相手のレネゲイドを狂わせ、制御不全によるダメージを引き起こす。
 
触覚障害
 触覚には、大きく分けて4つの感覚が存在する。それは痛覚、圧覚、温熱覚である。それぞれ、皮膚上にその感覚を司る感覚点が存在し、痛みを感じる感覚点を痛点、圧力を感じる感覚点を圧点、冷たさを感じる感覚点を冷点、暖かさを感じる感覚点を温点という。普通の人間は、感覚点がそれぞれ、10^-4㎡ごとに、痛点は100~200、圧点は20~25、冷点は6~23、温点は0~3存在する。
 ぬゐの場合は生まれつきこれに異常があり、痛点以外の感覚点がほとんど存在せず、その分痛点を多く持って生まれてきた。つまり、ぬゐは皮膚に触れられたり、カイロや氷などをあててもそれを認識することができない。代わりに、同程度の怪我でも、一般的な人間より1.2倍~1.3倍程度痛みを多く感じる、ということである。
 
能力
 ソラリスシンドロームを強く発現しているが、ぬゐが使用することが出来る物質は1種類だけである。それは、自身の皮膚感覚を担う電気信号を相手の脳に複写する特殊な物質である。つまり、自分が感じている痛みをそのまま相手に伝えることが出来る。
 これは攻撃手段としては特に頑丈な皮膚や重厚な防御を持ったオーヴァードに有効で、もともと痛みに対して敏感な感覚をもつぬゐの痛みを直接感じるということは、本来味わうことがない強さや密度の痛みを味わうことでもある。これによって脳に怪我を負ったと錯覚させ、体の動きを鈍らせる。特にオーヴァードに対しては、レネゲイドの制御を狂わせ、相手に本来不必要なリザレクトや急速治癒を引き起こさせ、ダメージを発生させる。
 
生い立ち
 やや貧しい一般家庭で生まれる。一人っ子。生まれつき皮膚感覚に異常を抱えており、細かい作業ができず苦労してきた。
 小学生の時に家族ででかけた際に、偶然オーヴァードの暴走に巻き込まれる。それによって両親は死亡、ぬゐは覚醒した。当時11歳。
 頼れる親戚もいなかったため、そのままUGNに後見人になってもらい、特例でさまざまなバイトを行いながら一人暮らしを始める。中学の間は勤労時間の長いバイトや朝早いバイトがメインだったが、高校入学前の春休みに現在働いている店のオーナーと出会い、仕事内容はよりハードになったものの勤務時間は激減した。
 高校にはあまり馴染めず、必ずしも毎日通学しているわけではない。それが祟り、留年した。現在19歳。

勤務先
 ぬゐが定期的に痛みを必要としていることと需要とが一致し、かなりハードな非合法風俗店で働いている。具体的な描写は避けるが、金槌やバーナー、のこぎりなんかを使うこともある。
 オーナーはレネゲイドに対する理解があり、それを利用したビジネスをいくつか行っている。また、いくつかの事業を経営しており、UGNに出資している大手出資者の一人でもある。加えて、現在の仕事に対してぬゐが満足していること(合意の上での雇用形態であること)、放って置いくとぬゐは突発的に危険な自傷行為を行うため、店に管理させたほうがまだ安全であること、オーナーが「これもオーヴァードが社会で生きる形」と強弁していることなどがあり、UGNにも一応ぬゐの仕事は認知されている。
 
 ちなみにだが、ぬゐが結構かわいいこと、オーナーの店としてのブランド、現役JKであること、非合法であること、通常は不可能なハードプレイもOKであることなどの要因により、ぬゐの収入はものすごく高い。具体的には合法な高級店の人気嬢と同程度か、月によっては上回るくらい。お客さんの人数は限られてくるため、月によってかなりバラつきがある。

 
痛み
 彼女の言う”痛み”は2種類存在する。1つは単純な皮膚感覚としての痛み。もう1つは、自身が支払ったコスト意識としての痛みである。

皮膚感覚としての痛み
 まず、自分の体とはどこまでか、という問題について考える。人は無意識の内に自分の体が空間のどこからどこまでを占めているかを認識しているが、それは厳密にはどこまでを指すのか。あるいは何によって定義されるのか。
 たとえば、自分の意志によって動かすことの出来る範囲、を自分の体だとする。一見直観的にみえるこの定義だが、これによると、指と一緒に動く手袋や手足と一緒に動く服は自分の体の一部ということになり、一方で自分の意志によって動かすことのできない耳や歯といった部分は自分の体ではなくなる。
 あるいは、皮膚や粘膜に覆われた部分、という定義ができるかもしれない。しかしこの定義によるならば、目視できない部分の皮膚が本当に存在しているかどうかは、どのようにして認識しているのだろうか。鏡を使えばみえるかもしれないが、それは一時的なものでしかない。人は常に自分の体というものを認識している以上、一時的にしか認識できないこの方法は適当ではない。他の方法で人は自分の体を認識しているはずである。
 このように、自分の体がどこからどこまでなのかということを厳密に考えると、案外難しいことがわかる。
 
 ところで、ここまでの例で、体が動いていることを認識するのにも皮膚に覆われていることを認識するのにも、実は触覚が使われていることがわかる。であれば、これを定義に含めることがよりよい解決を得られるだろう。
 実際には、触覚の存在する範囲と、それによって囲まれた内側、とするのが適当であると考える。実際に見たこともない自分の背中が自分の体であると認識でき、また正確にその境界を把握することが出来るのは、背中に触覚が存在するからである。
 特に有名な例として、入浴時に人は自分の輪郭を如実に認識する、というものがある。これはまさに、人は触覚によって自身の体と外界との境界を把握しているという例でもある。
 
 ではここで、触覚のすべてが存在しない場合、世界がどのようにみえるかについて考えたい。
 仮に触覚が全く存在しなくとも、理論上は人は全く変わらずに体を動かすことが可能である。触覚が存在する場合と全く同じ信号で手足を動かすそのプロセスが途中で妨げられることはない。ただ、動かした結果のフィードバックが一切存在しないだけである。
 自分の思い通りに動くのに、触覚によるフィードバックが存在しないというのは、ゲームが近いだろう。特に今流行りのVRによる一人称視点がまさに触覚が存在しない世界の見え方であるといえる。
 これを想像してもらえばすぐに分かると思うが、まず第一に、細かい操作が難しい。VRで、何かを「掴む」という動作は非常に難しい。物の配置や前後関係を、全て視覚による二次元的で粗い情報に頼っているからだ。加えて、現実感が非常に希薄になる。これこそ、触覚によって人が自分の体を認識しているということの逆説的な証明になる。触覚がなければ、人は目の前で動いているものが――仮に自分の意志に沿って動いていたとしても――自分の体として認識できないのである。
 
 よって、触覚の要素である圧覚、温熱覚、痛覚のうち痛覚以外が欠けているぬゐの場合、自分の体がどこまでなのか、たしかに自分が物質的に現実に存在しているのかを確かめるために、常に痛みを必要としている。痛覚が刺激されていない期間が空くにつれて、次第に自分の肉体に対する現実感が希薄になっていくのである。
 
コスト意識としての痛み
 自分の努力や労力によって得たものを大切にする価値観。自然に身についた技能よりも努力して得た技能を、よりメリットの大きい話よりも既に自分が得ているものを大事にする傾向にある。
 特に、なんらかの犠牲を払って得たものは手放そうとしない。
履歴
No. 日付
タイトル
経験点 GM
参加者
  2019/08/16 キャラクター作成 160
           
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